『環境社会学研究』 第6号

巻頭エッセイ
「環境・社会学」と「環境社会・学」 寺田良一 3

特集1 公害問題への視点
地球環境問題時代における公害・環境問題と環境社会学
―加害-被害構造の視点から―  飯島伸子 5
水俣病に対する責任
―発生・拡大・救済責任の問題をめぐって―   丸山定巳 23
イタイイタイ病の加害・被害・再生の社会史   畑明郎 39
土呂久からバングラデシュヘ―草の根国際協力の実践  川原一之  55
放射性廃棄物問題と産業廃棄物問題 長谷川公一 66

特集2 廃棄物処理の法制化 : その意義と社会的影響
廃棄物行政の課題と廃棄物法制度の展開
―高度経済成長期以降について― 田口正巳 83
豊島から見た「法と現実」 石井亨 91
循環型社会形成推進関連諸法案の動きと国民共同決定 高杉晋吾 99
容器包装リサイクル法の意義と問題点 山本耕平 105
牛乳パックの再利用運動の立場から見た法制化 平井成子 112

分別保管庫の提案
―廃棄物処分場に代えて― 舩橋晴俊 119
廃棄物問題と環境社会学の課題 鵜飼照喜 126

研究動向
社会的問題としてのごみ問題
―問題の多様性と社会学の役割― 小松洋 133

論文
漁業者による植林運動の展開と性格変容
―流域保全運動から環境・資源創造運動へ― 帯谷博明 148
環境との共生をめざすアメリカ先住民族文化
―ズニ族環境保護プロジェクト(ニューメキシコ州/アメリカ)の現状についての一考察― 牧田満知子 163
地域リサイクル・システムにおける自治会の役割
―埼玉県与野市の事例をもとに― 谷口吉光・堀田恭子・湯浅陽一 178
研究ノート
「当事者はずし」としての環境汚染地買収と住民移転
―米国「ガン街道」における環境汚染と人種差別― 原口弥生 192
調査資料報告
諌早湾干拓事業は公共事業か 山下弘文 200
ケイ・ブッサール(Kei Besar)島の慣習法に基づく資源管理 笹岡正俊 209

レターズ
鎌倉市における緑地保全と市民活動
―トラスト支援のリサイクルショップからの報告― 前田陽子 217