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■■        環境社会学会メールマガジン       ■■
                         第269号 2014/3/17
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目次

■第49回大会のお知らせ(第2報)
■研究例会:「持続可能な発展の国家戦略」の問い直しと環境社会学の視点
(3/28)のお知らせ

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┃■┃第49回大会のお知らせ(第2報)
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※本大会では、宿泊の斡旋をおこないません。13日の宿泊は、JR東北本線
福島駅あるいは郡山駅周辺のホテルがアクセスに便利です。ホテルは復興
関連で混雑しておりますので、早めのご予約をお願いいたします。14日は
エクスカーションによって宿泊場所が異なります。大会参加、エクスカー
ションの申し込みその他の詳細については、4月上旬発行予定のニューズ
レターにて追ってお知らせします。

【テーマ】「ポスト3.11の環境社会学‐原子力災害からの復興を考える」
【趣旨】
東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所の事故から3年がたち
ました。福島の原子力災害からの「復興」を加速化させるための指針を政府
は昨年末に示し、草の根においては、市民力を生かした様々な「復興」への
取り組みがおこなわれています。これらの取り組みはようやく始まったばか
りで、むしろ、これからが真の復興の成否を決めるといっても過言ではあり
ません。

 前向きな「復興」への動きが加速化し、マスメディアが取り上げる一方で、
事故・被害ともに収束からはほど遠く、被害の過小評価と忘却、加害者の責
任回避が深刻化しています。このような危機的かつ多元化する現実に立ち向
かうために、環境社会学が蓄積してきた知識・経験・情報・分析はますます
重要になるとともに、被災地への発信が強く求められています。

 本大会では、「ポスト3.11の環境社会学-原子力災害からの復興を考える」
をテーマに、企画セッションおよびミニシンポジウム、大学院生発表、自由
報告(1日目)を企画します。また、現場の状況に触れていただくエクスカ
ーション(2日目)を行います。県内の多様な「復興」の取り組みを共有す
る場にできればと考えています。

【日時】
6月14日(土)9:00~17:30 
6月15日(日)エクスカーション:コースごとの集合・現地解散

【場所】
福島大学(福島市金谷川1 JR東北本線金谷川駅から徒歩10分)

【プログラム】(変更の可能性あり)
6月13日(金)各種委員会
6月14日(土)
 9:00~11:00 大学院生セッション、自由報告
 11:30~12:00 昼休み
12:00~12:55 総会
 13:00~15:00 企画セッション、ラウンドテーブル
 15:10~17:10 ミニシンポジウム 
*エクスカーションごとに現地まで移動して宿泊。
6月15日(日) エクスカーション:コースごとに集合、現地解散。

【エクスカーション予定】
※各エクスカーションの費用は参加者ご自身でのご負担となります。現在の
ところ、宿泊費込みでひとり当たり15000円~20000円を予定していますが、
状況次第ではエクスカーションごとに変わる可能性があります。
※申し込みその他の詳細については別途ニューズレターでお知らせします。
 

〈コース1〉「南相馬市の現状と地域再生の取り組み」
地震、津波、原発事故の複合的な災害、また原発から20キロ圏内、30キロ
圏内、圏外と3層含みこんだ地域、またそうした距離に対応しない複放射線
量の分布など、非常に複雑な状況下にある南相馬市の現状と、太陽光発電事
業など、災害を乗り越えようとする市民の取り組みについて学びます。14日
のミニシンポジウム終了後、貸し切りバスで南相馬市に入り、農家民宿に泊
まります。
【解散予定】15日18時ごろ、福島駅
【定員】20名程度 担当:大門信也

〈コース2〉「いわき市から見る被災・避難の現状と被災地ツアー」
 企画者はいわき市を拠点にした被災地ツアーを主に3つに分類しています。
第1は復興支援のためのツアー、第2は避難者・被災者運動支援のための現
地見学ツアー、第3は被災地発の防災ツアーです。今回のエクスカーション
は3番目のツアーに注目します。当初から避難者支援に奔走してきた有志が、
継続的な支援の傍ら、新たに防災ツアーのニーズを見いだした状況から、被
災地の経験がいかに伝えられているのかを考えます。14日のミニシンポジウ
ム終了後、貸し切りバスでいわき市の研修施設に前泊します。
【解散予定】15日にいわき駅で解散(東京方面17:20にぎりぎり間に合う
か、次の18:20発スーパーひたちに乗車できる時間帯)
【定員】35名程度 担当:関礼子

〈コース3〉「福島県の有機農家による放射能被害克服の取り組み」放射能
汚染によって福島県農業は甚大な被害を被ったが、とりわけ「食の安全」「地
域循環型農業」「顔の見える関係」を提唱してきた有機農業の 被害は致命的
ともいえるものです。しかし、非常な困難と闘いながら、「この土地で住み続
けたい」「耕し続けたい」との農家の根源的な思いから 懸命な復興の努力が
なされ、そこから「福島から無数の希望が生まれている」と言われるような
数々の新しい展開が生まれています。本ツアーでは 二本松市東和を中心に有
機農家の現状と取り組みを学びます。貸し切りバスで移動、東和町に前泊し
ます。
【解散予定】15日16時ごろ福島駅 
【定員】40名程度 担当:谷口吉光

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┃■┃研究例会:「持続可能な発展の国家戦略」の問い直しと環境社会学の
┃ ┃ 視点のお知らせ
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■日時 2014年3月28日(金)15:45〜17:45
■場所 北海道大学東京オフィス
東京都千代田区丸の内1丁目7-12 サピアタワー10階
(JR東京駅日本橋口前)
アクセス情報:http://www.hokudai.ac.jp/introduction/satellites/tokyo/

■話題提供
(1)「持続可能な発展戦略と法・政策」関礼子(立教大学)
(2)「環境経済・政策学からみた持続可能な発展と環境ガバナンス」
青木聡子(名古屋大学)
話題提供を踏まえ、合同シンポジウム登壇者の富田涼都会員を交えて、ディ
スカッションします。

■参加費 無料

■参加申込について 
サピアタワーへの事前の入館手続きが必要なため、できるかぎり前日(3月
27日)までにお申し込みください(入館手続きはこちらで行います)。
環境社会学会の研究例会への参加希望の旨を明記して、下記宛て、お名前
とご所属をメールでお送りください。
jaes[アットマーク]high.hokudai.ac.jp(北海道大学・三上直之)

■企画趣旨
 毎年初夏に開かれている「環境三学会合同シンポジウム」は、今年は環境
経済・政策学会の企画で「日本の持続可能な発展戦略を問い直す(仮)」を
テーマに、6月1日に東京で開催されます。
 この20年の間に、日本でも環境基本計画を始めとして、諸外国で言う「持
続可能な発展の国家戦略(National Sustainable Development Strategy:
NSDS)」に相当する諸計画がつくられてきました。これらの計画は、日本に
おいて多様な政策分野を統合し、真に「持続可能な発展」を推進するもの
であったでしょうか。今年の合同シンポジウムは、この問題を環境経済学、
環境法学、環境社会学の観点から批判的に検討しようという企画になる予
定です。 
今回の研究例会では、当学会から合同シンポジウムに登壇する富田涼都
会員(静岡大学)を囲んで、予備的なディスカッションを行いたいと思いま
す。「持続可能な発展の国家戦略」に関する、環境法や環境経済学関連の文
献の紹介などの話題提供を受けて、このテーマに環境社会学からどういった
寄与ができるかを議論します。

■企画担当:研究活動委員 青木聡子・三上直之

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発行 環境社会学会 会長 鬼頭秀一(東京大学)
          事務局:
           大学生協学会支援センター内 環境社会学会事務局
                 〒166-8532東京都杉並区和田3-30-22
                 E-mail: office[アットマーク]jaes.jp
□編集・送信 帯谷博明(事務局長)
□メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更、メールマガジン掲載依頼
(毎月10日・25日締切)、その他のお問い合せは、上記事務局までお願いいたし
ます。
□年会費の振り込み先:郵便振替口座:00530-8-4016 口座名:環境社会学会
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